子供の成長と儀式
子供を出産すると、その成長に合わせていろいろな行事があり、そのたびにいろいろな贈り物をいただくようになります。
まずは出産祝いです。
出産祝いは一番多くの方々からいただく贈り物といえるかもしれません。
両親や親せきをはじめ、友人や会社の同僚も、みなさんお祝いをしてくださいます。
とてもありがたいことです。
ただ、出産したばかりで落ち着かない時期に一度に届く贈り物ですので、きちんとした管理が必要になります。
どなたから何をいただいたのかというメモ書きを忘れないようにしましょう。
そうしないと、内祝いをお返しする際に、たいへん困ってしまうからです。
出産後、1カ月でお宮参りという行事があります。
このときに改めてお祝いをくださる方もいらっしゃいます。
お宮参りをしたら、写真館で写真を撮ってもらって記念にする方が多いです。
お祝いをくださった方にお返しするときには、その写真を添えると喜ばれます。
生後100日で「お食い初め」という儀式があります。
これは、子が成長していく上で、食べるものに不自由なく暮らしていけるようにという想いをこめた儀式です。
お食い初めに使う食器のセットを贈ることや、これからの食事にも使えるようにと、スプーンのセットを贈るのが一般的です。
そのあと、お祝いをいただくような儀式は1歳の誕生日のお祝いでしょう。
地域差もありますが、一升の餅を準備して、それを背中にしょって歩いたり、餅の上を歩いたりする行事です。
これもやはり、子供がこれから無事に成長することを願った儀式です。